【動画】センバツ初出場の彦根総合。6度甲子園出場に導いた名将だけではなく、寮、専用グラウンドも完備し、環境も充実
第95回記念選抜高校野球大会5日目の第1試合に登場する彦根総合(滋賀)は見どころが満載だ。率いる宮崎裕也監督は無名の公立校だった北大津を春3回、夏3回の甲子園出場に導いた実績を持つ。
宮崎監督が就任してから環境整備も行い、専用グラウンド、寮も完成。さらに、彦根総合にはスポーツエキスパート系列があり、水曜日を除く平日は午後から練習を行える一方で、練習後には校内塾で学習時間の確保にも努めている。その狙いについて宮崎監督は次のように語る。
「既に野球が強い学校に毛色を変えようとすると、他がやっておられないことをやらないことにはダメだなということで、野球が終わった後に勉強も頑張るというようなスタイルを取り入れています。学校の方も協力的で、本当にありがたいと思っています。頑張れる子はどんなことでも頑張れると思っています。上に行っても思う存分に野球ができるように最低限、大学でもついていけるような勉強の準備はしておかないとダメだということですね」
まさに現代向きの運営を行う彦根総合。宮崎監督を慕って入学した3年生たちとともに迎える甲子園では勝利なるか。