2025年春季の関東地区高校野球大会(茨城)は21日、準々決勝2試合が行われ、4強が出そろった。

 横浜(神奈川1位)は3対2で浦和学院(埼玉1位)に競り勝って、公式戦27連勝を決めた。1回に1点を先制。8回表に同点とされたが、その裏に2点を勝ち越して逃げ切った。

 この日、2番に抜擢された小野 舜友内野手(2年)が8回の決勝打を含む3安打の活躍を見せた。投げては、先発の織田 翔希投手(2年)が8回途中1失点と好投。その後の織田自身2度目の登板も含めて、延べ5人の投手リレーで浦和学院の猛追をしのいだ。

 山梨学院(山梨1位)が6対2で東海大相模(神奈川2位)に逆転勝ちした。1対2で迎えた4回に3点を挙げて試合をひっくり返すと、7回にはダメ押しの2点を入れた。4番・ 横山 悠捕手(3年)の4安打を含め、チーム14安打の猛攻だった。

 先発・檜垣 瑠輝斗投手(2年)が9安打されながら2失点の完投勝利。東海大相模のプロ注目右腕・福田 拓翔投手(3年)は4回途中4失点で降板した。

 24日に準決勝の横浜専大松戸(千葉)、健大高崎(群馬)-山梨学院が予定されている。

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