2025年の高校野球春季大会が全国で開催され、今年の夏のシードが続々と決定してきた。今週は、東北地区でも、夏のシードが決まった。
岩手では一関学院、盛岡誠桜などがシード権を獲得した一方、春6連覇中だった花巻東がまさかの初戦敗退。夏はノーシードで臨むことになった。
宮城では、仙台育英、東北など強豪が順当に夏のシードを獲得した一方、昨年秋準優勝だった古川学園は8強にあと1歩及ばず、夏はノーシードで挑む。
秋田では明桜、金足農、能代松陽などがシードを獲得し、初戦で明桜に敗れた昨年秋覇者の秋田商はノーシードで夏に挑む。
5月21日現在で、全国で夏のシードが決まっているのは30都府県。センバツ出場組では優勝した横浜(神奈川)など、春夏連続甲子園を狙う多くのチームが、順当に夏のシードも獲得した。神奈川の川和など、公立校もシード権を獲得している。
一方で、前述の花巻東などだけでなく、京都国際(京都)、愛工大名電(愛知)、慶応(神奈川)など激戦区でノーシードとなった名門は多い。
今後はポイント制を採用している地区でシード校が決定していくことになる。