2025年の高校野球春季大会が全国で開催され、今年の夏のシードが続々と決定している。今後は、春季大会が本格化する東北でも、夏のシードが決まっていくことになる。
5月11日現在で、全国で夏のシードが決まっているのは27都府県。センバツ出場組では優勝した横浜(神奈川)、準優勝の智弁和歌山(和歌山)や、4強の健大高崎(群馬)など、春夏連続甲子園を狙う多くのチームが、順当に夏のシードも獲得した。
フレッシュな顔ぶれとしては埼玉の大宮北、神奈川の川和、静岡の磐田南、兵庫の網干など、公立校がシード権を獲得。東京でも府中東など都立勢の名前も並ぶ。京都では8校中、公立校が5校も入った。
一方、京都では京都国際、愛知では愛工大名電、埼玉で浦和実、神奈川では慶応など激戦区でノーシードとなった名門、強豪も多く、「熱い夏」となる予感はある。
今後、東北を中心にシードが決まり、ポイント制を導入している地域からも抽選を前にシード発表となっていく。