<2025年全国高校野球選手権愛知大会:名古屋たちばな6-0高蔵寺>◇6日◇2回戦◇岡崎レッドダイヤモンドスタジアム
世代屈指の左腕・芹澤 大地投手(高蔵寺)の夏が終わった。強豪・名古屋たちばな戦に先発したが、8回を投げ、6失点完投負けとなった。
初回は最速151キロで見逃し三振を奪い、観衆をどよめかせた。しかしその後、連打を浴び、満塁のピンチを招く厳しい立ち上がり。名古屋たちばなにじわじわと追い詰められ、3回裏には3番淺井 太介内野手(3年)に適時打を浴び、4回裏にはスクイズ、内野ゴロの間に2点を失う。その後、無失点に抑えていたが、7回裏に適時三塁打で1点。8回裏にも2本の三塁打を浴び、計6失点となった。8回を投げ、140球、被安打12だった。
それでも春には80キロ〜90キロ台のスローカーブを使ったり、チェンジアップで三振を奪うなど少しずつ成長を見せていた。
5月下旬に腰を痛め、投球を回避。練習試合で復帰したものの、再び腰を痛め、万全の調子ではなかったが、それでも1回戦、2回戦ともにインパクトのある投球を見せた。
卒業後は社会人野球に進むことを明言している芹澤。投手としての総合力を高め、3年後のドラフト1位を目指す。
<1イニングの最速>
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