4月26日、27日に春季神奈川県大会の準々決勝4試合が行われる。勝ち進んだのは、センバツ優勝の横浜、立花学園、相洋、湘南学院、東海大相模、日大高、川和、三浦学苑だ。この8チームを支える逸材たちを紹介していきたい。
横浜はベンチ入り選手全てに注目!湘南学院の190センチの左腕に注目
26日の第1試合に登場する横浜はベンチ入り選手を入れ替えながら、試合に臨んでいる。不動の主力は、走攻守三拍子揃ったセンター・阿部 葉太外野手(3年)、高校日本代表候補の強化合宿に参加した堅守の三塁手・為永皓内野手(3年)、バットコントロールが抜群な二塁手・奥村 凌大内野手(3年)だ。また、2年生ショート・池田 聖摩内野手は投手としても剛速球を投げ込み、話題となっている。まだ登板はないが、146キロ左腕・奥村 頼人投手(3年)、152キロ右腕・織田 翔希投手(2年)は準々決勝以降で登板がありそうだ。ベンチ入り選手すべての力量は非常に高い。
横浜と対戦する立花学園は芦川 颯投手(3年)、根本 奨大投手(2年)の2枚看板で勝負する。芦川は前チームから登板を経験している技巧派左腕で、キレのある直球、スライダーが光る。根本は昨秋から主力投手として活躍。130キロ中盤の速球は伸びがあり、近いうちに常時140キロ台も期待できる右の本格派だ。田畑 智大内野手は前チームの時から5番打者として出場する強打の遊撃手で、鋭い打球を連発する。
26日の第2試合に登場する相洋の中島 拓人投手(3年)は切れのある直球、変化球を丁寧に投げ分ける技巧派左腕。武相戦で本塁打を放った西原 琉惟可外野手(2年)はレベルスイングの軌道からライナー性の打球を連発する左の中距離打者。走攻守ともにレベルが高く、さらに評価を高めていきそうだ。
相洋と対戦する湘南学院の左腕・油田 瑛太投手(3年)は190センチの長身から最速140キロの速球を投げ込む。打者としても能力が高く、上位打線に座る。1番・直 瑛太外野手(3年)は横浜隼人戦で4打数3安打の活躍を見せ、バットコントロール、俊足が光る左の好打者だ。