昨年の高校野球を振り返ると、センバツは健大高崎、夏は京都国際が甲子園初優勝を収めた。ドラフトでは、88名(本指名55名、育成33名)の高校生が指名され、1名の辞退選手を除く87名がプロの世界に飛び込んだ。

 健大高崎は大型遊撃手・田中陽翔内野手がヤクルト4位、強肩捕手・箱山 遥人は、トヨタ自動車へ。硬式は22名が継続する。埼玉の名門・浦和学院はスラッガー・三井 雄心内野手はHondaに進み、計34名の継続が決定した。

 大阪桐蔭は、3年生全22名の継続が決定。高校日本代表に選出された徳丸 快晴外野手は早稲田大、境 亮陽外野手は法政大進学が決まった。

 夏の甲子園優勝の京都国際のエース・中崎 琉生投手は国学院大に進学する。夏の甲子園準優勝の関東第一はエースの坂井 遼投手はロッテ4位、主砲でスラッガーの高橋 徹平内野手は中央大に進学し、すでに実戦デビューしている。

 4月以降、各地で卒業生たちの活躍が聞かれそうだ。

<北海道・東北>

【投手】

小松 龍一(早稲田大)

藤原 凛人(筑波大)

田崎 晴大(駒沢大)

村上 慧(岩手大)

安部 晄生(城西大)

【捕手】

千葉 爽聖(武蔵大)

【内野手】

小笠原 悠輝(宝塚医療大)

簗田 蒼汰(東京経済大)

金野 正拓(千葉経済大)

<準硬式>

【投手】

葛西 陸(筑波大)

【内野手】

村上 太一(中央大)