15日、西武が佐藤 龍世内野手(北海ー富士大)が中日へ金銭トレードで移籍することを発表した。
18年にドラフト7位で入団すると、ルーキーイヤーに新人唯一の開幕一軍入り。しかし21年には不祥事を起こし、一度はトレードで日本ハムに移籍したが、22年オフに再び西武に戻り、昨年は自己最高の93試合で72安打、7本、34打点といずれもキャリアハイの成績を残していた。
レギュラーとして期待された今季は、3月に寝坊で移動の飛行機に乗り遅れ3軍行きが決定。その後はイースタン・リーグで打率.326、4本、15打点と一軍昇格へ猛アピールを続けていたが、二軍暮らしが続いていた。
移籍先の中日は佐藤が主戦とする三塁で福永 裕基内野手(天理―専修大―日本新薬)が左手関節、11日に高橋 周平内野手(東海大甲府)が走者との交錯で左ひじ関節を故障するなど離脱が相次いでいた。期待の石川 昂弥内野手(東邦)もアピールに至らず、緊急での補強に踏み切った。
2軍でも結果を残していた佐藤にとって今回の移籍は大きなチャンスだ。一軍で活躍し、汚名返上することが出来るのだろうか。
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