【東京】準決勝の見どころ! 打撃戦必至 関東一vs.早稲田実、創価打線は日大二・鈴木攻略なるか<秋季地区大会>
来年春のセンバツ選考の重要資料となる秋季東京都高校野球大会は4日に、準決勝が予定されている。
センバツ出場枠1をめぐる戦いは最終章に突入。関東一ー早稲田実業、創価ー日大二のカードが行われ、決勝進出をめぐり熱い戦いが予想される。
関東一と早稲田実業はともに打線が好調。関東一は東海大菅生との準々決勝で、7回に一気に7得点を挙げる集中打を見せるなど、たたみかける攻撃が得意だ。その中でもリードオフマンの1番・飛田 優悟外野手(2年)が絶好調で、都大会に入って15打数8安打で打率.533。本塁打も1本放つなど、まさにチームをけん引している。
早稲田実業は3番・高崎 亘弘内野手(2年)が好調。ここ2試合、4打数4安打、5打数3安打の9打数7安打と大当たりしている。長打こそないが、単打で打線のつながりに貢献。準決勝では勝負どころでの打撃に期待される。
創価は都大会4試合すべて2ケタ得点と打力を発揮してきた。そのなか、3番の田村 蓮太郎内野手(2年)が4試合で18打数10安打の打率.556をマーク。チーム打率.453の中心に君臨している。
対する日大二は、接戦をものにするなど勢いに乗っている。4試合すべて先発した鈴木 勝也投手(2年)を中心とした粘り強さが身上。延長タイブレークの末に勝利した佼成学園戦、二松学舎大附戦で、ともに10回を投げ、チームの勝利に導いた。打の創価に鈴木を中心とした日大二の粘りがどこまで通用するかがポイントになりそうだ。