<令和7年度 春季関東地区大会:健大高崎7ー2専大松戸>◇25日◇決勝戦◇ノーブルホームスタジアム水戸

 健大高崎が春の関東大会で2年ぶり4度目の優勝を果たした。

 決勝戦では1年生右腕2人が登板した。先発を任された石垣 聡志(1年)はイニングの先頭を出しながら、打たせてとる投球で2回無失点に抑えた。8回には神崎 翔斗選手(1年)がマウンドに上がると先頭打者を空振り三振にとった。しかし、その後は3連打を浴び降板。後を受けた石垣 元気投手(3年)が加藤 大成内野手(3年)の好守備にも助けられ、併殺打に抑えてピンチを切り抜けた。

 9回は石垣が3者連続三振で締めると、選手たちがエースの待つマウンドにかけよった。5投手の継投で粘る専大松戸打線からリードを守りきった。青栁 博文監督は、優勝インタビューで「自分の回数を守って、責任もって投げてくれました」と称えていた。

 チームは石垣 元気投手(3年)を筆頭に強力投手陣を擁して今春センバツでも4強に入った。さらには昨年センバツ優勝に貢献した佐藤 龍月投手(3年)も投手として復帰予定。1ヶ月前頃にはプルペンに入り、夏の登板に意欲を見せている。激しい競争となるteam]健大高崎[/team]投手陣から今後も目が離せない。