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ウエスタン・リーグの本塁打部門は今年もリチャードが好調

2023.05.08

ウエスタン・リーグの本塁打部門は今年もリチャードが好調 | 高校野球ドットコム
鵜飼 航丞、リチャード

 プロ野球は1軍だけでなく2軍の試合も常時行われている。イースタン・リーグ、ウエスタン・リーグともに各球団は30試合前後を戦い終えた。

 そのメンバーは若手から中堅、はたまた故障からの復帰を目指すリハビリ中の選手など様々だが各種ランキングはどのような順位となっているのだろうか。

 ウエスタン・リーグのホームランランキングでは、6本を放っているソフトバンク・リチャード内野手(沖縄尚学出身)がトップで、中日・鵜飼 航丞外野手(中京大中京出身)が5本で追っている。

 3年連続でウエスタン・リーグのホームラン王を獲得しているリチャードが、今シーズンも開幕からホームランを量産している。その成果もあったのか4月28日に牧原 大成内野手(熊本城北出身)の離脱に伴って緊急昇格を果たした。1軍では、なかなかあたりが出ずに、5月3日には登録を抹消されたが、今シーズンこそ1軍でも確固たる結果を残したいところ。

 大卒2年目の鵜飼は、昨シーズン1軍で4本塁打と長距離砲の片鱗を見せていた。今シーズンは2軍スタートとなったが、ここまではホームランを量産。なおかつ打率.327と絶好調。出塁率と長打率の和で表されるOPSは.955で規定打席到達者のなかでリーグトップと打者としての総合力が上がっている。

 鵜飼とリチャードの2人に続くのが4本塁打を放っている阪神・井上 広大外野手(履正社出身)と、広島・林 晃汰内野手(智辯和歌山出身)。井上も4月18日に1軍昇格を果たし、4月27日の巨人戦(甲子園)ではプロ入り初の3安打猛打賞と大当たりを見せた。

 林は2021年は1軍で10本塁打を放つも、昨シーズンは1軍出場がなかった。復活をかける今シーズンはここまで順調。OPS.873はチームトップでリーグ4位。再び1軍でのポジション争いに加わるためにも、この調子を維持することが求められる。

<ウエスタン・リーグ本塁打部門>

6本:リチャード(ソフトバンク)
5本:鵜飼 航丞(中日)
4本:井上 広大(阪神)
4本:林 晃汰(広島)

※数字は2023年5月6日終了時点

(記事=勝田 聡

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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