2025年春季の関東地区高校野球大会(茨城)は20日、準々決勝2試合が行われた。

 専大松戸(千葉)は4対1で桐生第一(群馬)を破って4強入りを果たした。初回に1点を先制。2回に追いつかれたが、6回に1点を奪って勝ち越すと、8回には2点を加えて逃げ切った。先発の田中 昇之介投手(3年)が93球5安打1失点の完投でチームを勝利に導いた。専大松戸は、出場したここ5大会で4強に入るのは3度目。

 健大高崎(群馬)は3対1で習志野(千葉)に逆転勝ちしてベスト4入りを決めた。2回に1点を先制されたが、3回に追いつくと、4回には1点勝ち越し。9回にもダメ押しの1点を加えた。1番・石田 雄星外野手(2年)が同点打を含め3安打2打点の活躍。投げては、8回を3番手・下重 賢慎投手(3年)が、9回を4番手・石垣 元気投手(3年)がそれぞれ無失点に抑え、習志野の反撃を封じ込めた。

 21日も準々決勝が予定され、4強が出そろう。

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