【奈良】智辯学園2年ぶりの頂点! 左腕・田近が超ロングリリーフの活躍!〈秋季大会〉
<秋季近畿地区高校野球大会奈良県予選:智辯学園4-2奈良大附>◇8日◇決勝◇佐藤薬品スタジアム
智辯学園が奈良大附を下して2年ぶり20度目の優勝を果たした。
智辯学園は1回、主将の1番・知花 琉綺亜内野手(2年)が左前安打で出塁すると、2番・西川 煌太内野手(2年)の犠打で1死二塁とする。ここで3番・佐坂 悠登捕手(2年)が中前適時打を放ち、幸先良く先制点を挙げた。
だが、先発の楢林 勇生投手(1年)がピリッとしない。1回に主将の1番・村井 玲司内野手(2年)に左翼へ先頭打者本塁打を浴びると、1死一、三塁から5番・岸本 佑也(2年)にスクイズを決められて勝ち越しを許してしまう。
すると小坂将商監督はすぐに動き、2回から左腕の田近 楓雅投手(2年)に継投。今大会初登板の田近は「後ろにいいピッチャーがいるので、1イニングずつ全力で抑えていこうと思いました」と得意とするチェンジアップやスライダーが冴え渡り、奈良大附打線を封じていく。
智辯学園は3回に2死から田近が左翼への二塁打で出塁すると、続く7番・八尾 大翔内野手(2年)の右前適時打で同点に追いつく。4回には2死二、三塁から相手の暴投で勝ち越しに成功。5回にも無死二、三塁から田近がスクイズを決めて追加点を挙げた。
「変化球が良い高さに決まっていた」(小坂監督)という田近は最後まで快調な投球を続け、8回を投げて3安打2四球9奪三振で無失点。救世主の好リリーフで智辯学園が奈良の頂点に立った。
背番号1をつけている田近だが、元々はベンチ外。最初に背番号1をつけていた田中 謙心投手(1年)に代わって途中からベンチ入りした投手だった。彼のような実績の少ない投手が決勝で好投したのは近畿大会に向けて大きな収穫だろう。「最終的には優勝できるように全員で甲子園目指してやっていきたいと思います」と田近は近畿大会に向けて意気込んでいた。
取材=馬場 遼
ちいちゃん
2023-10-10 at 6:00 PM
ガッツあふれる球児たちの素晴らしいお写真 感動致しました。
地方大会が特に好きで選抜向けての熱い戦いかはじまっていますね。
この目でみたい!
近畿大会が楽しみです。
元気の源~
ガンバレ!
力強さが伝わっできますお写真みてワクワクしています😊
ありがとうございます✨