【福岡】九州国際大付はサヨナラ、東筑は夏甲子園準V右腕の息子の活躍で決勝へ<25日の結果>
佐倉 俠史朗(九州国際大付)
第105回全国高校野球選手権福岡大会は25日、準決勝が行われ、九州国際大付と東筑が決勝に進んだ。
2年連続で夏の甲子園出場を狙う九州国際大付は、大牟田に4対3で9回サヨナラ勝ちを収めた。5回までに3点をリードしたが、6回に同点に追いつかれた。それでも9回裏に1死三塁のチャンスを作ると、田端 竜也投手(2年)の適時打で試合を決め、決勝に駒を進めた。
東筑は希望が丘に7対4と快勝。1点リードで迎えた8回、仙台育英(宮城)で夏の甲子園準優勝投手となり、ダイエー(現・ソフトバンク)で野手として活躍した大越 基・現早鞆(山口)監督の息子、大越 塁捕手(2年)の適時打などで一挙5点を奪うと、9回に3失点したがそのまま逃げ切った。希望が丘の春夏通じて初の甲子園出場は来年以降に持ち越しとなった。
決勝は27日に予定され、九州国際大付は2年連続9回目、東筑は6年ぶり7回目の夏の甲子園出場出場を目指す。