高校時代は11球団が注目 DeNA2年目野手・粟飯原龍之介が育成契約、崖っぷちの立場に
粟飯原 龍之介(東京学館)
来季3年目を迎えるDeNA・粟飯原 龍之介内野手(東京学館)が育成契約に移行する。
高校時代は高校通算33本塁打を放った大型遊撃手として注目され、最後の夏の初戦には、11球団のスカウトが集結するほどの注目度だった。
21年ドラフトでは3位指名を受けた。今年はファームのみの出場、78試合で打率.195、4本塁打、17打点に終わった。高卒2年目の有望野手としては寂しい成績と言わざるを得ない。
近年、高卒3年目でも戦力外となるケースも目立っているだけに、粟飯原は早くも崖っぷちに立たされてしまった。
高校時代、強打、強肩を生かした守備でスカウトを魅了していた粟飯原。このままで終わってほしくない。粟飯原が大きく成長できれば、DeNAの野手陣の層は一気に厚くなるだけに進化を期待したい。