23年ドラフト1位は空前のクジ連発で確定!1位は4人が抽選、外れ1位でも2人、外れ外れ1位でも1人が抽選で決定
2023年のプロ野球ドラフト会議が26日、都内で行われ、12球団のドラフト1位指名が終了した。今年は高校生139人、大学生172人がプロ志望届を提出したなか、各球団のドラフト1位の指名は異例のクジ連発となった。
度会は中日、DeNA、ロッテの3球団が競合。抽選の結果、DeNAが引き、三浦監督が右手で大きくガッツポーズした。三浦監督は「走攻守そろったいい選手。(抽選のために)近くの神社にお願いしてきました」と笑みを見せた。横浜高出身の度会は高校時代を過ごした地元の球団への入団となった。
日本ハムと巨人が競合した西舘は、巨人が当たりクジを引いた。巨人新監督の阿部監督は満面の笑みを浮かべ、新庄監督は引いたクジを胸に当てて空けずに待っていたが残念な結果になった。西舘は中央大出身の阿部監督の後輩に当たることになる。
ヤクルト、西武、ソフトバンクの3球団が競合した武内は西武に決定。会議前に公表していた西武・松井監督も「嬉しい。少しホッとした気持ちです」と胸をなでおろしていた。
常廣は楽天、広島が競合となり、広島・新井監督が当たりクジを引いて、大きくガッツポーズした。「クライマックスシリーズで菊池にスクイズのサインを出した時以上に緊張しました」と満面の笑みを浮かべていた。
外れ1位でも中日とロッテが競合した草加は中日。前田は日本ハム、楽天、ソフトバンクによる抽選の結果、ソフトバンクが交渉権を獲得した。外れ外れ1位でも日本ハムとロッテで競合となった細野は日本ハムが交渉権を獲得。ロッテが最多の3度抽選を外す結果となった。
<1位指名確定選手>
中日★:度会 隆輝外野手(横浜ーENEOS)
⇒外れ1位:草加 勝投手(創志学園ー亜細亜大)※
日本ハム:西舘 勇陽投手(花巻東ー中央大)
⇒外れ1位:前田 悠伍投手(大阪桐蔭)
⇒外れ外れ1位:細野 晴希投手(東亜学園ー東洋大)※
ヤクルト:武内 夏暉投手(八幡南ー國学院大)
⇒外れ1位:西舘 昂汰投手(筑陽学園ー専修大)
西武★:武内 夏暉投手(八幡南ー國学院大)※
巨人:西舘 勇陽投手(花巻東ー中央大)※
楽天:常廣 羽也斗投手(大分舞鶴ー青山学院大)
⇒外れ1位:前田 悠伍投手(大阪桐蔭)
⇒外れ外れ1位:古謝 樹投手(湘南学院ー桐蔭横浜大)
DeNA:度会 隆輝外野手(横浜ーENEOS)※
ソフトバンク★:武内 夏暉投手(八幡南ー國学院大)
⇒外れ1位:前田 悠伍投手(大阪桐蔭)※
広島★:常廣 羽也斗投手(大分舞鶴ー青山学院大)※
ロッテ:度会 隆輝外野手(横浜ーENEOS)
⇒外れ1位:草加 勝投手(創志学園ー亜細亜大)
⇒外れ外れ1位:細野 晴希投手(東亜学園ー東洋大)
⇒外れ外れ外れ1位:上田 希由翔内野手(愛知産大三河ー明治大)
阪神:下村 海翔投手(九州国際大付ー青山学院大)
オリックス:横山 聖哉内野手(上田西)
(★は1位指名公表、※は重複でクジにより交渉権獲得)