あすの準決勝はともに「福井vs.石川」! センバツ2枠を両県で争うことに〈秋季北信越大会〉
来年春のセンバツ選考の重要資料となる秋季北信越地区高校野球大会は21日に、準決勝が予定されている。
カードは、日本航空石川(石川)ー敦賀気比(福井)、星稜(石川)ー北陸(福井)が予定され、見事なまでに「石川対福井」の2試合となった。
日本航空石川は蜂谷 逞生投手(1年)を中心とした投手陣に加え、打撃陣も好調。敦賀気比も打線が好調で2試合29安打16得点の爆発力で対抗する。
星稜では1年生捕手の能美 誠也捕手が注目で、松商学園長野)戦では貴重な3ランを放っている。北陸は2試合ともに1点差勝利。東京都市大塩尻(長野)戦で3安打完封勝利を挙げた井黒 晃佑投手(2年)は背番号6ながら主力として投手陣を支えている。
来年春のセンバツ選考枠は従来通りに2枠で、決勝に進んだチームがセンバツ出場へ大きく前進するが、その2校が「石川、福井」「石川2校」「福井2校」のいずれかの組み合わせになる。
ちなみに昨年、決勝に進んだのは北陸と敦賀気比の「福井2校」で、2021年は敦賀気比と星稜の「福井、石川」だった。今年はどんなパターンになるのだろうか。