市立船橋VS千葉商業
2発を含め市立船橋の打線が爆発!9対2の8回コールドで初戦勝利!!
〈第105回全国高校野球選手権千葉大会:市立船橋9ー2千葉商(8回コールド)〉♢12日♢2回戦♢ZOZOマリンスタジアム
先攻が千葉商、後攻が市立船橋で試合が始まり、初回から試合が動く。
千葉商は1死から2番・海老原 光之輔外野手(3年)の右越え二塁打と3番・乘松 陸人内野手(3年)の右越えエンタイトルツーベースで先制点を挙げる。
しかし市立船橋の打線にも火がつく、1番・ハレグザッド ノア外野手(3年)が先頭打者本塁打を放った。ハレグザッドは「1点取られた後の初回の攻撃だったので、何がなんでも塁に出たくて、打ったら本塁打になって良かったです」とニッコリ。さらに、1死から3番・吉田 有摩内野手(3年)の左越え二塁打、4番・篠﨑 大耀内野手(3年)の中越え三塁打、5番・花嶋 大和外野手(1年)の中前安打と、3連続安打で2点を追加して3対1とすぐに逆転をする。
市立船橋は3回にも1点を追加し、5回には四球2つと失策で1死満塁とすると、ここで8番先発の稗田 真都投手(3年)に代わり代打・江川 煌人外野手(2年)が打席に入る。すると、3球目を振り抜きグランドスラムを放ち8対1とする。江川は「代打で送られた以上結果を残したくて自分のスイングをしました」と、公式戦で初アーチが、初代打での初満塁弾となり野球人生に残る一発となった。
市立船橋の海上監督は「試合前に練習を行い良い感じでバッティング練習をしていたため使ったら期待以上の結果を残してくれた」と江川を称えた。
市立船橋は8回に2者連続の四球で無死一、二塁とすると、5番・花嶋が二塁打を放ち二塁走者が生還し9対2となり8回コールドで試合を決めた。
海上監督は「11安打されて、なかなか打者を抑えられず、毎回ピンチを迎える場面が多かったですが、なんとか最少失点で切り抜けて粘り強い野球ができたと思います」と話すように、千葉商も市立船橋と変わらず打撃力が光った試合でもあった。
市立船橋は東葛飾と市立千葉の勝者と15日に対戦する。次の戦いにも注目だ。