小倉南vs近大福岡
2011.09.05
雨中の開幕戦
台風12号の余波の中、試合開始の9時30分を15分繰り上げてのプレイボールとなった。
コンディションが悪い中、足場をとられたり、握りがすべったりするシーンが散見されたが、エースの粘投が、チームに勝利をもたらした。
2回裏、近大福岡は、5番徳重の左越2塁打を足がかりに、連打と犠牲フライで2点を先制。3回表、小倉南は、四球の8番山田をバントで送る。3番中津の左前安打後、盗塁で、2死二三塁とし、3番山田良の2点左前タイムリー安打で同点。すぐに追いつき、流れを渡さない。
同点に追いついて、エース末松がさえわたる。80キロ台スローボールを要所に決め、残りの6回を散発5安打におさえた。
エースの好投で流れをたぐり寄せた、小倉南打線は、5回にビックイニングを作る。2四球に3安打をからめて4点を勝ち越した。その後も着実に加点し、開幕戦をコールドゲームで飾った。
(文=トマス)