田中、坂本など2010年代のプロ野球を牽引した88年世代の顔が揃った21年五輪代表
楽天・田中将大、巨人・坂本勇人
21年は東京五輪が1年延期となって開催された。当時のメンバーはいわば、1つの世代の区切りとなる大会だったかもしれない。
それが1988年世代だ。この世代が高校生の時は斎藤 佑樹投手(早稲田実業)が先頭を走り、プロでは斎藤と甲子園優勝を争った田中 将大投手(駒大苫小牧出身)を筆頭に投打ともに逸材が登場し、2010年代のプロ野球を席巻した世代であった。
投手には田中、中日・大野 雄大投手(京都外大西出身)、野手には巨人の坂本勇人内野手(光星学院出身)、柳田 悠岐外野手(広島商出身)など88年世代の象徴する選手がしっかりといた。
日本で金メダルをもたらした当時の代表選手たちの戦いぶりに感動したファンも多いことだろう。今回のWBCの一次メンバーや、内定メンバーの顔ぶれを見ると、大きく若返った編成であった。
そういう意味で、貴重な代表選手たちであった。
2021年東京オリンピック 出場選手一覧
【投手】
青柳 晃洋 (阪神・川崎工科高出身)
岩崎 優 (阪神・清水東出身)
森下 暢仁 (広島・大分商出身)
伊藤 大海 (日本ハム・駒大苫小牧出身)
山本 由伸 (オリックス・都城出身)
田中 将大 (楽天・駒大苫小牧出身)
山﨑 康晃 (DeNA・帝京出身)
栗林 良吏 (広島・愛知黎明出身)
千賀 滉大 (ソフトバンク・蒲郡出身)
大野 雄大 (中日・京都外大西出身)
平良 海馬 (西武・八重山商工出身)
【捕手】
梅野 隆太郎 (阪神・福岡工大城東)出身)
甲斐 拓也 (ソフトバンク・楊志館出身)
【内野手】
山田 哲人 (ヤクルト・履正社出身)
源田 壮亮 (西武・大分商出身)
浅村 栄斗 (楽天・大阪桐蔭出身)
菊池 涼介 (広島・武蔵工業大学第二(現・東京都市大塩尻)出身)
坂本 勇人 (巨人・光星学院(現・八戸学院光星)出身)
村上 宗隆 (ヤクルト・九州学院出身)
【外野手】
近藤 健介 (日本ハム・横浜出身)
柳田 悠岐 (ソフトバンク・広島商出身)
栗原 陵矢 (ソフトバンク・春江工出身)
吉田 正尚 (オリックス・敦賀気比出身)
鈴木 誠也 (広島・二松學舍大附出身)