15年ソフトバンクジュニア選出の逸材・乗田元気(鹿児島城西)が独立へ ハイレベルなパフォーマンスを見せられるか
鹿児島城西・乗田元気内野手
毎年数多くの逸材が誕生する独立リーグ・四国アイランドリーグplus。2021年の後期は高知ファイティングドッグス(以下、高知FD)が優勝を飾る形となったが、24日に2022年より新入団で加入する選手たちを発表した。
特別合格選手を含めて、19人のルーキーが加入することになった高知FDだが、その中に気になるのが鹿児島城西から入団する乗田元気内野手だ。
167センチ、67キロと体格は小さいものの、鹿児島城西では打っては2番に座りながらホームランも打てるパンチ力を兼ね備えた強打のスラッガーとして打線をけん引。
そして守ってはショートを本職としつつ、マウンドに上がることもあった。馬力を利かせた躍動感あるフォームから、伸びのあるボールを投げ込む本格派投手として活躍した。
さらに走っても50メートル5秒台で駆け抜ける脚力を持ち合わせるなど、潜在能力の高さは、どのプレーを見ても感じられる。
下級生の時から主力選手としてプレーし、2年生の時は甲子園交流試合で全国の舞台を経験した。その後は主将としても強豪・鹿児島城西をまとめてきた乗田だが、小学生の時はソフトバンクジュニアに選出された。
当時のチームメイトは関戸康介投手(大阪桐蔭)や毛利海大投手(福岡大大濠)らといった世代を代表する選手たちが並ぶなか、乗田もソフトバンクのユニフォームを身に纏ってプレー。またテレビ番組にも出演するなど早くから注目を浴びつつも実績を積んできたエリートであり、逸材であることは間違いない。
高知FDが所属する四国アイランドリーグは、ソフトバンクと交流戦で対戦する機会が何度かある。乗田自身、そして鹿児島城西の恩師・佐々木誠監督にとって縁があるチームだ。ソフトバンク、そして同じリーグのチームとの試合を含め、独立リーグという厳しい環境でどのような成長曲線を描くか楽しみだ。
<徳島>
日隈モンテル投手(金光大阪出身)
仲條温人投手(横芝敬愛出身)
山崎正義投手(都立紅葉川出身)
池戸昇太投手(美濃加茂出身)
石川槙貴投手(鹿児島城西出身)
藤原直也投手(啓新出身)
小林亜由良投手(埼玉平成出身)
鈴木貫太朗投手(皇學館出身)
和泉椋麻投手(桜ケ丘出身)
森弘樹投手(相原出身)
小松京祐捕手(高知中央出身)
北村辰輝捕手(有明出身)
足立駿内野手(大分出身)
茶野篤政内野手(中京出身)
井上絢登外野手(久留米商出身)
<香川>
森山喬介投手(鳥取城北出身)
豊浦治臣捕手(報徳学園出身)
近藤大輔捕手(柳ヶ浦出身)
<愛媛>
田島和礼投手(日本学園出身)
馬渕歩空投手(帝京大可児出身)
内海皓太投手(市岡出身)
小田切翔梧投手(高知出身)
土居毅人投手(宇和島東出身)
菊田翔友投手(享栄出身)
太田透天投手(敬徳出身)
後藤風海捕手(暁星国際出身)
渡邉裕貴捕手(三本松出身)
竹次海捕手(九州文化学園出身)
松山佳暉内野手(小松出身)
堀川優斗内野手(今治精華出身)
谷口翔大内野手(京都外大西出身)
西原豪内野手(創成館出身)
杉野彰彦外野手(今治西出身)
古賀覚外野手(広島広陵出身)
大村侑希外野手(松山聖陵出身)
<高知>
大河原誠投手(桐光学園出身)
加藤翔汰投手(高野山出身)
釜谷竜哉投手(栄徳出身)
坂本遥飛投手(山梨学院出身)
秋田有輝投手(千葉商大付出身)
中津秀太投手(京都外大西出身)
田村稜投手(豊野出身)
加藤隆斗投手(川崎総合科学出身)
草場悠捕手(履正社出身)
出原康希捕手(京都翔英出身)
菅原正悟捕手(八重山農林出身)
乗田元気内野手(鹿児島城西出身)
松堂秩己内野手(福岡第一出身)
高橋佑太郎内野手(私立武蔵出身)
西川洸内野手(聖望学園出身)
山田倫内野手(香川西出身)
山本奨真内野手(土佐出身)
早坂秀太外野手(関東一出身)
鳥井弘樹外野手(創価出身)