三池工vs須恵
投打に活躍したエース、東(須恵)
須恵のエース、東 大活躍
三池工業:1965(昭和40)年の選手権優勝校。原貢(原辰徳・巨人監督の実父)が率い、初出場初優勝を遂げた後は、甲子園出場なし。つまり、「甲子園勝率10割校」でもある。今でも尚、その威光は後輩に引き継がれている。
一方の、須恵は、昨夏まで選手権初戦4連敗中。だが、今日は、その健闘が光った。
互いに、ファーストストライクを積極的に、打つ。今の九州の野球を、両チームが体現し、リズムがよく、気持ちのいい試合となった。結果は、一日の長の、三池工が勝ったが、須恵は、エース・東が奮闘した。右サイドから、丁寧にコースをつき、打っては、9番打者ながらも、6回裏、外角やや高目を、レフトスタンドに運んだ。
お互い、背負う看板が違うが、共に、高校生。
条件は同じだ。夏の須恵の初戦突破に、期待したい。
(文・撮影=PNトマス)