佐々木が先発2回無失点3三振、上々の結果!侍ジャパン壮行試合
佐々木朗希(大船渡高出身)
<侍ジャパン壮行試合:日本ーソフトバンク>◇25日◇ひなたサンマリンスタジアム宮崎
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた壮行試合で、侍ジャパンの「先陣」を切って先発した佐々木朗希投手(ロッテ=大船渡高出身)が2回を投げて1安打無失点に抑えた。169キロの表示の球もあった。
1番牧原 大成外野手(熊本城北出身)への初球にいきなり161キロをマーク。その内角直球を二塁内野安打にされたが、甲斐 拓也捕手(楊志館出身)が「甲斐キャノン」で二塁で盗塁を刺すと、中村 晃外野手(帝京出身)は内角直球で二飛。柳田 悠岐外野手(広島商出身)にはフルカウントから162キロの直球で空振り三振に仕留め上々の立ち上がりを見せた。
2回は新助っ人ホーキンスに高めに浮いたスライダーで左飛。栗原 陵矢外野手(春江工出身)には162キロの直球で空振り三振。今宮 健太内野手(明豊出身)には低めのワンバウンドになる切れ味鋭いスライダーで空振りの三振に仕留めて、悠々と三塁側ベンチに引き揚げた。
ソフトバンクの主力相手に2回を投げて打者6人、内野安打1本で3三振。バットの芯に当たる打球は1度もなく、相手にバッティングさせなかった。直球の切れは特に上々で、調整の良さを証明してみせた。