【2017年ドラフト】花咲徳栄の剛腕クローザー、清水達也の3年間の軌跡を年表でチェック!
2017年の高校生ドラフト候補を高校野球ドットコムでは徹底特集!
今回は、花咲徳栄の清水 達也投手の高校3年間を振り返っていきましょう。
清水達也 2015年からの軌跡
■2015年夏
1年夏の地方大会ではベンチ入りしたものの、甲子園ではメンバー外となった。
■2015年秋~2016年春
投手としてベンチ入り。
この年は絶対的エースの高橋 昂也(現・広島)という存在があり、あらゆる試合を1人で投げ切ることが多く、清水が登板する機会はさほど多くはなかった。春のセンバツに出場するも初戦で秀岳館に敗れ登板機会はなかった。
■2016年夏
甲子園では背番号11をつけ、1試合に登板。1回1/3を投げて無失点という結果だったのだが、これはその年優勝した作新学院との試合だった。(レポート)
2016年秋季関東大会より
■2016年秋
メインの学年となり、清水は背番号1を背負うことになる。
この時期からすでに綱脇―清水のリレーが確立され、秋季大会を主にこの2人で勝ち抜く。県決勝で浦和学院に競り負け、関東大会では1回戦で慶應義塾に敗れセンバツ出場とはならなかった。
■2017年春
この時期は背番号10を背負い、背番号1は先発を務める綱脇 慧が背負った。当然リリーフエースとしての役割は変わることなく、草加、大宮東戦に登板し計1失点だった。このあと準々決勝、準決勝は共に7回コールドとなった試合を綱脇が完投。決勝の浦和学院戦は手の内を明かさない意味で、控え投手のみのリレーとなり登板はなかった。(試合は敗北)
関東大会の初戦は清宮 幸太郎率いる早稲田実業。リリーフで登板した清水は直球148キロをマークし、球場をどよめかせたが、9回に清宮に同点打を浴び、タイブレークの末敗れた。(レポート)
■2017年夏
今度は背番号1に返り咲き、自慢の剛腕で県大会を駆け上がる。決勝の浦和学院戦でもリリーフ待機。リードした7回に登板し、いきなりの三者連続三振を見せ、8回9回と無安打の完璧なリリーフで優勝投手となった(レポート)。
そして甲子園では出場校投手の中では唯一の150キロを計測。19.2回を投げて13三振を奪い、安定したピッチングを見せて、甲子園優勝投手となった。
■決勝 花咲徳栄 14 – 4広陵 (レポート)
■準決勝 花咲徳栄 9 – 6東海大菅生 (レポート)
■準々決勝 花咲徳栄 10 – 1盛岡大附 (レポート)
■3回戦 花咲徳栄 10 – 4前橋育英 (レポート)
■2回戦 花咲徳栄 9 – 3日本航空石川 (レポート)
■1回戦 花咲徳栄 9 – 0開星 (レポート)
2016年秋季関東大会より
■2017年 8月末~9月
第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ日本代表に選出される。ここでも任されたのは、クローザーのポジションだった。大学生との強化試合では多少状態が上がらない投球だったが、カナダに渡ると148キロをマークし、しっかり実力を示した。そして清水自身は自らの役割を全うし、3位が決定した最後のマウンドに立つことになった。登板した全試合を振り返ろう。
■強化試合
vs城西国際大(レポート)
■1stラウンド
vs南アフリカ(レポート)
vsキューバ(レポート)
■スーパーラウンド
vsオーストラリア(レポート)
vsカナダ(レポート)
■3位決定戦
vsカナダ(レポート)
【動画インタビュー】清水達也(花咲徳栄・侍ジャパンU-18代表)
■2017年9月22日
この日、チームメイトの綱脇 慧、西川 愛也と同時にプロ志望届を提出。プロへの道へと進むことを表明した。チーム、日本代表ともにクローザーとしての役割を務めたこともあり、次のステージでも剛腕クローザーになることを期待したい。
個性的だけど実戦的。150キロを生み出す花咲徳栄・清水達也の投球フォーム!
■2017年10月
甲子園で優勝を果たした花咲徳栄はえひめ国体に登場。綱脇は2試合に先発し、10イニングを投げたものの、清水の登板はなかなか回ってこなかった。結局、大阪桐蔭戦の8回裏に1イニングを投げたのみだったのだが、このたった1イニングで記録した145キロが大会最速となった(2位は根尾 昂の144キロ)。このままプロでも直球を磨いてもらいたい。
ギャラリーチェック!
清水達也選手の活躍の写真を収めたギャラリーをチェック!