2025年春季広島県高校野球大会は11日、決勝が行われ、英数学館が広陵を2対1で破って、大会初優勝を果たし、中国地区大会(31日開幕・岡山)出場を決めた。
初回にスクイズで1点を先制すると、3回には岩槻 翔大内野手(3年)のソロで1点を追加。相手の反撃を7回の犠牲フライの1点に抑えて逃げ切った。
最速147キロ右腕・プロ注目の藤本 勇太投手(3年)が、史上初の4連覇を狙った広陵打線を4安打1失点に抑えて完投。完封勝利を挙げた準決勝からの連投にも、疲れも見せずにポテンシャルの高さを見せつけた。
2022年夏の3回戦。春夏連続甲子園を狙っていた広陵に対して、ノーシードの英数学館が2対1で勝利した前回の対戦と、奇しくも同じスコアで、またも勝利。この勢いを中国大会につなげる。