大山、佐藤輝、糸原、阪神3選手が語る野球道具愛「ミリ単位のリクエストを出した」
8日、スポーツメーカー・ミズノは、ブランドアンバサダーミーティングを開催。契約選手たちと来季に向けた道具の打ち合わせを実施。会場には、今年日本一になった阪神から、糸原 健斗内野手(開星出身)、大山 悠輔内野手(つくば秀英出身)、佐藤 輝明内野手(仁川学院出身)の計3人の姿があった。
来季に向けて3選手それぞれが、各道具の担当者へ要望を伝えた。糸原は「グリップの太さ数ミリだったり、グラブであれば1つ1つの革で変わってくるので、その辺りを相談させてもらった」と一流選手ならではの細かなリクエストを出した。大山も「本当に細かいところまで話をさせてもらった」と具体的な話はしなかったが、糸原同様に些細なところにもこだわって、リクエストを出した。
普通の選手であれば妥協しまいそうなところだが、プロである以上こだわりは譲らない。その思いの強さは、糸原の言葉からも伝わってくる。
「道具は自分たちにとって大事な商売道具ですので、良い道具がなければ、本来のパフォーマンスが発揮しきれない。良い結果を残すことはできません。本日のイベント中、ミズノの方が『道具は命だ』と言っていましたが、それくらい大事な存在だと思います」
最高のパフォーマンス、結果を残すために、惜しむことなく要求を出した選手たち。自分のためだというのはもちろんだが、「言い方は変かもしれませんが、いつも期待に応えてくれる」と佐藤が話していたが、限りなく理想に近い道具を提供するミズノのモノづくりを信頼しているからというのもあるだろう。
38年ぶりの日本一を達成した阪神。2024年はもちろん連覇の期待がかかる。佐藤や大山、そして糸原ら主力選手が中心となって、来年も大暴れしてくれるのを楽しみにしたい。