試合レポート

21選手を起用! 日本体育大学、全員野球で中部学院大に快勝<明治神宮大会・大学の部>

2023.11.15


三塁に到達した本間(日体大)

17年に神宮大会優勝経験のある日本体育大は中部学院大相手に序盤から圧倒し、7対2で勝利を収め、初戦突破を決めた。

まず2回表、中島 優仁内野手(4年=佐賀商)の2ランで2点を先制。その後も打線がつながり、7得点を挙げた。投手陣では来年のドラフト候補として期待される箱山 優投手(3年=日体大柏)が5回無失点の好投。箱山含め計4投手のリレーで中部学院大を2失点に抑えた。
この日の日本体育大はなんと21選手も起用した。全員野球という言葉があるが、まさにそれを体現しているだろう。
投手ではどの投手も140キロ以上の速球を投げ込み、野手を見ると、守備力も高く、ミート力の高い選手も多い。積極的に選手交代を行い、野手でフル出場したのは本塁打を打った中島、1番松浦 佑星内野手(4年=富島)、2番中妻 翔外野手(4年=常総学院)、3番本間 巧真外野手(4年=東海大相模)の4人のみだった。彼らは下級生からずっと出場し続けていて、今年の日本体育大の走攻守すべての要であり、外せない選手なのだろう。

どの選手が出ても全く見劣りしない力量を持っていて、最後まで安定した試合運びを魅せた日本体育大。2回戦では天理大と対戦する。

この記事の執筆者: 河嶋 宗一

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.04.27

【京都】龍谷大平安、京都成章、北嵯峨などが2次戦進出戦に挑む<春季大会>

2024.04.27

【広島】広陵は瀬戸内と、広島商は崇徳と夏のシードをかけて激突<春季県大会>

2024.04.27

【大阪】3回戦は28日に大阪桐蔭、履正社が登場、29日には上宮-関西創価など<春季大会>

2024.04.27

【三重】津田学園-菰野、5年ぶりの決勝対決<春季県大会>

2024.04.27

横浜に入学した「スーパー1年生5人衆」に注目せよ! 佐々木朗希二世、中学日本代表の二刀流など明日の慶應戦で活躍なるか!?

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.23

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.24

春の埼玉大会は「逸材のショーケース」!ドラフト上位候補に挙がる大型遊撃手を擁する花咲徳栄、タレント揃いの浦和学院など県大会に出場する逸材たち!【春季埼玉大会注目選手リスト】

2024.04.22

【和歌山】智辯和歌山、田辺、和歌山東がベスト8入り<春季大会>

2024.04.22

【九州】神村学園、明豊のセンバツ組が勝利、佐賀北は春日に競り勝つ<春季地区大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.23

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.05

早稲田大にU-18日本代表3名が加入! 仙台育英、日大三、山梨学院、早大学院の主力や元プロの子息も!

2024.04.02

【東京】日大三、堀越がコールド発進、駒大高はサヨナラ勝ち<春季都大会>

2024.04.12

東大野球部の新入生に甲子園ベスト4左腕! 早実出身内野手は司法試験予備試験合格の秀才!