21選手を起用! 日本体育大学、全員野球で中部学院大に快勝<明治神宮大会・大学の部>
三塁に到達した本間(日体大)
17年に神宮大会優勝経験のある日本体育大は中部学院大相手に序盤から圧倒し、7対2で勝利を収め、初戦突破を決めた。
まず2回表、中島 優仁内野手(4年=佐賀商)の2ランで2点を先制。その後も打線がつながり、7得点を挙げた。投手陣では来年のドラフト候補として期待される箱山 優投手(3年=日体大柏)が5回無失点の好投。箱山含め計4投手のリレーで中部学院大を2失点に抑えた。
この日の日本体育大はなんと21選手も起用した。全員野球という言葉があるが、まさにそれを体現しているだろう。
投手ではどの投手も140キロ以上の速球を投げ込み、野手を見ると、守備力も高く、ミート力の高い選手も多い。積極的に選手交代を行い、野手でフル出場したのは本塁打を打った中島、1番松浦 佑星内野手(4年=富島)、2番中妻 翔外野手(4年=常総学院)、3番本間 巧真外野手(4年=東海大相模)の4人のみだった。彼らは下級生からずっと出場し続けていて、今年の日本体育大の走攻守すべての要であり、外せない選手なのだろう。
どの選手が出ても全く見劣りしない力量を持っていて、最後まで安定した試合運びを魅せた日本体育大。2回戦では天理大と対戦する。