「現役ドラフト=ラストチャンス」の現実…ここまで6人が戦力外
ドラフト会議が終了し、日本シリーズが始まった。
その一方で、各球団で第二次戦力外通告が行われている。特徴的なのは、昨年始まった「現役ドラフト」の対象となった選手が続々と戦力外になっていることだ。
■セ・リーグ
ヤクルト
成田 翔投手(秋田商出身)ロッテから入団
【DeNA】
笠原 祥太郎投手(新津出身)中日から入団
■パ・リーグ
【オリックス】
渡邉 大樹外野手(専大松戸出身)ヤクルトから入団
【ソフトバンク】
古川 侑利投手(有田工出身)日本ハムから入団
【楽天】
正随 優弥外野手(大阪桐蔭出身)広島から入団
【日本ハム】
松岡 洸希投手(桶川西出身)西武から入団
実に半数の6人の戦力外。現役ドラフトは、実質「ラストチャンス」であることが明らかになったわけだ。
DeNAから中日に移籍し、24本塁打を放った細川 成也外野手(明秀日立出身)、ソフトバンクから阪神に移籍し、12勝を記録した大竹 耕太郎投手(済々黌出身)にしても、今年がフロックでないことを来季証明しなければならない。
プロの厳しさを改めてファンも実感した「現役ドラフト」。今年は今季以上にブレイクする選手が現れることを期待したい。