全国7県で決勝、岩手ではあのスラッガー、神奈川、大分では「横綱対決」<26日の決勝>
第105回全国高校野球選手権は26日、全国7県で決勝が予定されている。
岩手 花巻東ー盛岡三
茨城 霞ヶ浦ー土浦日大
神奈川 慶應義塾★ー横浜
島根 益田東ー立正大淞南
山口 宇部鴻城ー南陽工
香川 志度ー英明★
大分 明豊ー大分商★
(★は今センバツ出場)
神奈川ではセンバツに出場した慶應義塾と、大会2連覇中・横浜の「両横綱」が対決する。慶應義塾は2018年以来、7年ぶり19回目をかけて、横浜は3年連続21回目の夏甲子園をかける。まさに強豪同士の頂上決戦だ。
岩手では高校通算140発のスラッガー、佐々木 麟太郎内野手(3年)を擁する花巻東が盛岡三との決勝に挑む。2年のセンバツでは不発に終わっただけに、最後の夏にかける思いはひとしお。1発はもちろんだが、主将としてチームの勝ちにこだわった打撃にも注目される。
大分ではセンバツ出場の大分商と、大会2連覇中の明豊が決勝で激突と、こちらも「横綱対決」と言っていいだろう。茨城ではプロ注目150キロ右腕、木村優人投手(3年)を擁する霞ヶ浦が土浦日大打線に挑む。
その他、島根、山口、香川で決勝が予定されている。熱戦が続いた25日の決勝同様、どのカードも熱い戦いとなりそうだ。