先発、中継ぎ、抑えで活躍した魅惑のアンダースロー・牧田和久が現役引退
牧田和久 ※写真は2017年のWBCより
西武、楽天で活躍したアンダースロー・牧田 和久投手(静清工出身)が現役引退を表明した。
日本通運時代、社会人トップクラスのアンダースローとして活躍。
西武から2位指名を受け、いきなり55試合に登板。先発もこなしつつ、クローザーとして活躍し、5勝7敗22セーブの好成績を収めた。12年から15年までは先発、16年、17年はセットアッパーとして活躍し、25ホールド、28ホールドと当時、台所事情が苦しかった西武には欠かせない存在だった。その後、MLBで2年間プレーし、20年から楽天でプレーし、52試合に登板した。
21年で東北楽天から戦力外になり、今年は台湾プロ野球でプレーしていたが、球団を退団していた。
NPBでは、345試合に登板し、55勝、27セーブ、78ホールドとマルチで活躍した牧田は忘れられない投手であった。