<春季千葉県高等学校野球大会:専大松戸6ー2千葉学芸(>◇20日◇2回戦◇千葉県野球場
昨秋ベスト4の専大松戸が好投手揃う千葉学芸相手に序盤から得点を重ね、ベスト16入りを決め、シードを手にした。
2回表、千葉学芸の好左腕・中村 旦宗投手(3年)からチャンスを作り、先発の高橋昊成投手(3年)の適時打で1点先制し、その後も敵失、セーフティスクイズ、2番髙貝規仁内野手(2年)の適時打で4点をいれる。
4回裏に1点を返されたが、5回表に一死二、三塁から内野ゴロ、さらに6回表にも敵失で1点を追加する。
リリーフの黒田 隼投手(3年)は6回裏に1点を失ったが、伸びのある135キロ前後のストレートで千葉学芸打線を抑え、6対2で勝利を収めた。5.1回を投げ、5奪三振、1失点の好リリーフを見せた黒田は低めへの制球力にこだわり、レベルアップしている。
持丸修一監督は「打線は着実にレベルアップしています。相手のエラーもありましたが、1番宮尾(日色)、3番土田(悠翔)、4番吉岡(伸太朗)の3人が軸ですが、宮尾、土田の2人がキーマンです。この2人は打撃、バントもいろんなことができるので、攻撃の選択肢が広がります。打線は昨年より良くなる可能性があります」と野手の働きを評価した一方で、投手陣については「まだまだです。黒田もこれからです」と求めるハードルは高い。
次は強豪・中央学院と対戦する。前チームでは23年秋、24年春と2回も決勝で対戦している。持丸監督は「勝敗ではなく、経験です。特に厳しい場面をどんどん経験してほしい。野手、投手も厳しい場面でどう力を発揮すればいいか考え、そして経験することが夏に繋がります」と3回戦以降も夏を見据えて試合に臨む予定だ。
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