News

【学校訪問】武蔵越生が実践する「4種類のキャッチボール」! 送球ミスが激減し「悪送球で負けたことがない」

2023.12.07


埼玉県にある武蔵越生(むさしおごせ)高校。ここでは、他の高校ではやらないような練習を取り組んでいる。4種類の投げ方で行うキャッチボールである。
ただ単に相手の胸に投げるキャッチボールとは違い、さまざまな角度から投げたり、身体のリズムを使いキャッチボールを行うのだ。
いろいろな角度から投げることによって指先の感覚が身に付き、試合中の難しい場面でのプレーの際にも、このキャッチボールを行うことによって、指先の感覚が養われているため積極的にアウトが取れるようになる。

泉名 智紀監督は語る。
「全部で4種類のキャッチボールを行っているんですが、キャッチボールというのは基本的に身体の使い方なので、右投げ右打ち・左投げ左打ちの選手はどうしても体の軸がブレてしまいます。そこで投げてしまうと感覚がズレてしまうので体全体を使って投げることを覚えるためにやっています。
この練習を取り入れてから悪送球で負けたことがないのですね。試合中ピンチの場面などで練習もしたことのない角度から投げる場面っていうのはありますが、このキャッチボールを取り入れてからしっかりとアウトにできるところに投げれるため非常に良い練習だと思います」

武蔵越生は主将の谷澤 裕太内野手を中心に守備でのリズムを作り、攻撃に持っていくチーム。選手一人ひとりの高い送球スキルで勝利を引き寄せる。

一冬越えて武蔵越生はどこまで成長できるのか、来年の春の大会での活躍を期待したい。

この記事の執筆者: 鎌田 光津希

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.28

【岡山】関西が創志学園に0封勝ちして4強入り<春季県大会>

2024.04.28

【広島】広陵、崇徳、尾道、山陽などが8強入りし夏のシード獲得、広島商は夏ノーシード<春季県大会>

2024.04.28

【長野】上田西、東海大諏訪、東京都市大塩尻が初戦突破<春季県大会支部予選>

2024.04.28

【鳥取】鳥取城北が大差でリベンジして春3連覇<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.24

春の埼玉大会は「逸材のショーケース」!ドラフト上位候補に挙がる大型遊撃手を擁する花咲徳栄、タレント揃いの浦和学院など県大会に出場する逸材たち!【春季埼玉大会注目選手リスト】

2024.04.26

今週末に慶應vs.横浜など好カード目白押し!春季神奈川大会準々決勝 「絶対見逃せない注目選手たち」!

2024.04.23

【春季埼玉県大会】地区大会屈指の好カードは川口市立が浦和実を8回逆転で下し県大会へ!

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.05

早稲田大にU-18日本代表3名が加入! 仙台育英、日大三、山梨学院、早大学院の主力や元プロの子息も!

2024.04.02

【東京】日大三、堀越がコールド発進、駒大高はサヨナラ勝ち<春季都大会>

2024.04.12

東大野球部の新入生に甲子園ベスト4左腕! 早実出身内野手は司法試験予備試験合格の秀才!