まさかの外れ外れ1位 細野(東洋大)「悔しい気持ちはある」
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記念撮影をする細野晴希
プロ野球ドラフト会議が26日行われ、東洋大からは、最速158キロ左腕・細野 晴希投手(東亜学園)が日本ハム1位指名、好守強打の遊撃手・石上 泰輝内野手(徳島商)がDeNA4位指名を受けた。1位での指名が濃厚と見られていた細野だったが、1位、外れ1位で細野の名前は呼ばれなかった。記者会見場には重い空気が流れ始めたが、外れ外れ1位で日本ハムとロッテが細野に入札。日本ハム・稲葉篤紀GMが交渉権を引き当てた。細野はホッとした表情で「東都で競い合ってきた6人の投手がみんな先に指名されて、自分の名前はなかなか呼ばれなかった。悔しい気持ちはあるけれど、この気持ちを今後の成長につなげたい。今日の気持ちを忘れずに頑張っていきたいです」と語った。
最速158キロをマークする力強い速球にカットボール、スライダー、スプリットなどの変化球を織り交ぜ、打者から三振を奪う。投手としてのエンジンの大きさ、スケールの大きさが細野の一番の魅力だ。「このまましっかり練習を続けていけば、160キロも出ると思う」と160キロ超えにも自信を持つ。「いつか大谷翔平さんと対戦したい。最終的には一番レベルの高いところで野球をやってみたいです」と、メジャーへの夢も口にした。