創価VS世田谷学園
集中打の応酬となる打撃戦を制して、創価がベスト16入り!
〈第105回全国高校野球選手権西東京大会:創価12ー8世田谷学園(延長10回タイブレーク)〉♢18日♢4回戦♢府中市民
創価打線が、世田谷学園の好投手・二見 純太投手(3年)を序盤から攻略。延長タイブレークになるも、見事勝利をつかみベスト16入りを果たした。
創価と世田谷学園は初回にお互い1点ずつ取って試合が始まった。
創価は2回、3回にも1点ずつを加えて3対1と試合を優位に進める。
世田谷学園は4回、5安打と失策などで5点を追加して6対3と逆転に成功した。しかし、創価も直後の5回の攻撃で四死球2つと失策1、3安打などで5点を奪い返し8対6と再びリードした。
それでも世田谷学園は6回、8回に1点ずつを取り、またも試合を振り出しに戻し、タイブレーク制の延長戦へと突入した。
10回表、創価は先頭が倒れ1死一、二塁となったが、3番・鈴木 太蔵捕手(3年)の中越え二塁打、4番・髙橋 悠大外野手(3年)の左中間二塁打、6番・藤井 叶内野手(3年)の右二塁打の3本の長打で4点を獲得した。
その裏、7回からマウンドに上がっていた創価の2番手・長谷川 輝投手(2年)が3人で抑えて世田谷学園に競り勝った。
創価の片桐監督は「好投手の二見君ということで難しい試合展開になると思っていたけど、序盤に3点取れたことは良かった。一戦一戦、選手たちが成長していっている」と選手たちを褒めた。
先発した土居 賢士郎投手(2年)は「立ち上がりが良く3回までは自分の中でパーフェクトできた」と語る「しかし4回に5点を取られてしまってそこだけが不甲斐ないです」と反省は忘れなかった。
2番手の長谷川は「7回から登板して8対7との場面で1点もあげたくなかったのに、与えてしまった。高めに入った球を打たれてしまったため次戦以降はコントロールミスをなくしていきたい」と意気込んだ。
次戦、ベスト8を決める戦いで創価は都立東大和南と対戦する。これまでと違って難しい戦いになると思うが、選手たちの活躍に期待したい。