東京六大学通算300奪三振が1つの基準?和田毅(浜田出身)ら達成者16名のプロ入り後の成績一覧
和田毅投手
春季リーグ延期が決定している東京六大学野球。今回は六大学で通算300奪三振以上を挙げ、プロ入りした選手の成績をまとめてみた。
476奪三振
和田 毅(浜田高ー早大)
254登板 130勝70敗0セーブ 1565奪三振
443奪三振
江川 卓(作新学院ー法大)
266登板 135勝72敗3セーブ 1366奪三振
402奪三振
三澤 興一(帝京ー早大)
296登板 28勝18敗6セーブ 306奪三振
396奪三振
織田 淳哉(日向ー早大)
16登板 0勝0敗0セーブ 20奪三振
379奪三振
一場 靖弘(桐生第一ー明大)
91登板 16勝33敗1セーブ 322奪三振
371奪三振
加藤 幹典(川和ー慶大)
23登板 1勝3敗0セーブ 19奪三振
358奪三振
野村 祐輔(広島広陵ー明大)
172登板 71勝52敗0セーブ 654奪三振
338奪三振
柳 裕也(横浜ー明大)
47登板 14勝16敗0セーブ 233奪三振
334奪三振
秋山 登(岡山東ー明大)
639登板 193勝171敗0セーブ 1896奪三振
多田野 数人(八千代松陰ー立大)
80登板 18勝20敗0セーブ 187奪三振
323奪三振
斎藤 佑樹(早稲田実業ー早大)
88登板 15勝26敗0セーブ 209奪三振
317奪三振
野口 裕美(米子東ー立大)
5登板 0勝0敗0セーブ 3奪三振
川村 丈夫(厚木ー立大)
368登板 71勝64敗4セーブ 815奪三振
311奪三振
川上 憲伸(徳島商ー明大)
275登板 117勝76敗1セーブ 1381奪三振
309奪三振
加藤 拓也(慶応ー慶大)
12登板 1勝3敗0セーブ 39奪三振
307奪三振
山本 省吾(星稜ー慶大)
287登板 40勝42敗2セーブ 501奪三振
なんと、通算300奪三振以上を記録した16名全員がプロ入りを果たしている。その中で、プロの世界で1000奪三振を達成しているのは、秋山 登、和田 毅、江川 卓の3名のみ。アマチュアでの投球スタイルそのままに、プロの世界で生き抜いていくことがいかに難しいかがわかる。
通算476奪三振で東京六大学連盟記録を樹立した和田は、大学時代を2011年の高校野球ドットコムの取材にて、
「メチャメチャ走りましたからね。高校の時ももちろん走ってはいたのですけど、ランニングの質が上がった上に量も増えたので、まあ人生で一番走った4年間だったんじゃないですかね。距離的には200~400mくらいの中距離が多かったです。特に外野のポール間(約180m)の往復をよく走りました。プロに入るスタミナの原型を作ったのは、大学4年間で培ったものだと思います」
この大学4年間での経験がプロでの活躍に繋がったのだろう。今年で18年目のシーズンを迎えた和田。今後の活躍に期待したい。そして和田の背中を追いかけて六大学の後輩たちがプロに入り、活躍するのを楽しみにしたい。
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