大学日本代表26名が発表された。青山学院大の鈴木 泰成投手(3年=東海大菅生)は初めての侍ジャパン入りを果たした。
合宿最終日で登板した鈴木は1回無失点の好投。最速151キロのストレートを武器に代表候補の選手たちを封じた。持ち味は球質の良さ。
「150キロは出るようになりましたが、東洋大の島田さん、北海学園大の工藤さんのような剛腕と比べると単純に球速は叶わないですが、球速以上に速く見える球質の良さは誰にも負けないと思います」と胸を張る。
球質の良さを示す数値として、トラックマンの測定でストレートの回転数は最高で2700台、平均で2500回転を記録しているという。鈴木は回転数に加え、回転軸にもこだわり、いかにホップ成分が高いストレートを投げられる。高校時代は肘に不安があったが、しっかりと治して、今では投げる体力もついた。「球数を投げられるようになったことで、フォームの再現性が高まったと思います」と成長の要因を語る。
合宿が終わった後、代表入りできるか不安な心境を語った鈴木だが、見事に代表入り。この大会で大きく評価を上げる投手になるかもしれない。
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