21日、第45回日米大学野球選手権大会 侍ジャパン大学代表選手選考合宿がスタートし、初日から6回制の紅白戦2試合が行われた。
この日、注目が集まったのは元ロッテの渡辺俊介投手の長男である東大・渡辺 向輝投手(海城)の投球だ。
紅白戦第1試合の3番手で登板した渡辺はわずか7球で三者凡退。最後はドラフト上位候補に挙がる強肩巧打の捕手・小島 大河(4年=東海大相模-明治大)を116キロのストレートで空振り三振に打ち取り、歓声と拍手が起こった
「アッパー気味のスイングの打者が多かった」と分析し、ストレート、スライダーを駆使
して、代表候補の打者たちを封じた。
先日、自身のSNSでプロ志望を表明。スタンドには多数のスカウトが詰めかけており、三者凡退に打ち取ったことは 大きなアピールとなった。
この日、間近で見た代表候補の選手たちのレベルに驚いたが、指名へ向けて彼らとはライバルとなる。厳しい目標だと自覚しながらも「やるべきことをやるだけです」と語る。
速球投手が多い中でも変則派の渡辺は他の投手にはいない存在だ。絶好のアピールを見せた渡辺は代表入りを果たすことができるのか。
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