6日、巨人・岡本 和真内野手(智弁学園)が初回の守備で中野 拓夢内野手(日大山形ー東北福祉大ー三菱自動車岡崎)と交錯し、負傷交代となった。検査の結果「左肘筋損傷」と診断され、7日から故障班に合流することが報じられた。
岡本は三塁からのバント処理で送球を捕球しようとした際、打者走者の中野と激突。衝撃の影響で左腕が反対方向へと曲がり、左肘を負傷することとなった。頼れる4番は悶絶した表情ですぐさまグラウンドへ崩れ落ちた。ここまで打率.308、8本、25打点と好調を維持していた主砲が手痛い長期離脱となる。
同じくセ・リーグではヤクルトの村上 宗隆内野手(九州学院)が3月中旬に右脇腹を痛め、開幕から出遅れている。4月17日の阪神戦で一軍復帰を果たしたが、同日の試合でスイング中に怪我していた脇腹を痛め、翌18日に出場選手登録を抹消されている。復帰の目処も立っておらず、若き大砲の完全復活には時間がかかりそうだ。
他にも中日の細川 成也外野手(明秀日立)が5日のDeNA戦で右太もも痛めて途中交代となった。翌日に「右ハムストリングスのコンディション不良」であることが明かされ、6日に登録を抹消された。チームは中軸として期待されていた福永 裕基内野手(天理ー専修大ー日本新薬)ら、主力野手の離脱が相次ぎ、至難の時が訪れている。
ここまでセ・リーグ各球団の主砲が離脱を余儀なくされている。球界を代表する打者の早期回復と、一軍で活躍する姿を願うばかりだ。