中日のドラフト3位ルーキー・森 駿太(桐光学園)が大器の片鱗を見せ始めている。桐光学園時代には高校通算48本塁打を記録。甲子園とは縁がなかったが、世代屈指の評価を得て、ドラフト3位で入団した。
『高校野球ドットコム』では、高校時代から森 駿太を取り上げてきた。特にドラフト指名後に行った取材では、夏の大会後から10キロ近く増量した姿を見せるなど、ウエイトトレーニングへの高い意識が目立った。
1月から始まった新人合同自主トレでは、強烈な打球を放ち、松中 信彦一軍打撃コーチを唸らせていた。ところが、春季キャンプ中に右肘のコンディション不良を発症。実戦デビューは4月下旬となり、二軍デビュー当初はなかなか安打が出ずに苦しんだ。
それでも、5月23日にようやく初本塁打をマーク。ここまで23試合、打率.204、2本塁打、6打点、OPS.628と打率はまだまだ低いが、5月15日以降で区切れば、打率.273と適応を見せ始めている。
一方、守備は三塁での出場がメインになっており、まずは三塁手として育成していく方針であることがうかがえる。しかし、6月17日に三塁手の石川 昂弥(東邦)が二軍降格となっている。二軍では指名打者が採用されており、同時に出場することも可能だが、今後どのような起用になるかも注目が集まる。
※成績は6月20日終了時点
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