7日、西武がモンテル外野手(金光大阪ーOBC高島ー琉球ブルーオーシャンズー徳島インディゴソックス)の支配下登録を発表した。

 徳島インディゴソックス時代は投手として入団するも、初年度の夏に野手へ転向。50メートル5.7秒の快速で茶野 篤政外野手(現・オリックス)と1、2番コンビを組み、打線を牽引した。シーズンを通して13盗塁を決め、自慢の脚力でアピールすると、22年のドラフトで西武から育成2位指名を受けた。

 NPB入り後は、二軍で着実に試合を積み支配下登録に向けてアピールした。昨年もイースタン・リーグで60試合に出場し、打率.284、16打点、12盗塁の成績を残すと、年末に台湾で行われたアジアウインターベースボールリーグで打率.300、8盗塁と存在感を示していた。

 今季西武の支配下登録選手は仲田 慶介福岡大大濠福岡大)、黒木 優太投手(橘学苑立正大)に続いて3人目、徳島インディゴソックス出身としては工藤 泰成投手(現・阪神)に続いて2人目となる。