福岡で強豪私立が相次いで初戦敗退、激戦区で序盤から波乱!
第105回全国高校野球選手権福岡大会は6日、大会4日目を迎えたが、ここまで強豪私立校が次々と初戦で姿を消した。
大会2日目の4日に自由ケ丘が北九州市立に敗れ、大会3日目の5日には福岡工大城東が博多工の前に敗れた。ともに甲子園出場経験のある強豪私立で、今夏も上位進出が期待されていたが無念の初戦敗退となった。
6日は、昨年秋準優勝の東福岡が筑前に逆転負け。東福岡は優勝を十分に狙える実力があっただけに衝撃は大きい。
さらに昨年夏の準優勝校の筑陽学園も、九産大九産に0対11の5回コールド負けを喫した。強豪同士の対決とはいえ、あまりに差が開いた形となった。
例年、強豪が力を発揮できず初戦敗退するケースはあるが、今年の福岡は大会序盤から波乱が重なった。相次ぐ雨の影響で日程が変更。両チーム条件は同じとはいえ、コンディションを整えることの難しさも浮き彫りになったとも言える。