11年ぶりの甲子園出場の立正大淞南、対照的な2人の投手が聖地でも好投目指す
2023年の夏の甲子園に出場する全49校の顔ぶれが決定。3日に開催される抽選会を経て、6日に大会が開幕する。
島根代表として11年ぶり3回目の出場を果たすのが立正大淞南。島根大会では3回戦で石見智翠館、準々決勝で開星、そして決勝で益田東と島根県で上位に入るライバルたちを次々と破って優勝した。
優勝に大きく貢献したのは、主将・日野 勇吹投手と二刀流・山下 羅馬投手(ともに3年)。主将としてチームをまとめる日野は、投手としては切れのある、スピンを利かせた球質が特長だ。
山下は対照的に球威で圧倒。がっちりとした下半身をしっかりと使い、重みのありそうな球を投げる。また打者としても快音を連発させる。島根大会でも2本のホームランを記録。投打で大車輪の活躍を見せた。
キレの日野、球威の山下。2人の投手が島根大会では準決勝を除いてすべての試合で投げて、優勝に導いた。11年ぶりの甲子園でも2人の好投に期待したい。