2025年6月27日に開幕を迎えた致知出版社プレゼンツ体育会ナビカップ関東JUNKOオールスター大会2025は大会2日目を迎えた。この日は2会場でそれぞれ予選を開催。
表郷天狗山球場では、東都Aが1位通過を決めた。
東京六大学選抜との一戦では熾烈な投手戦を展開。先発した左の技巧派・田崎快俊投手(国士舘大学・3年)、2番手・多賀谷 直輝投手(専修大学・2年)の継投で、5回まで1点に凌ぐ。
打線は6回に1点を返して同点に追いつくと、9回に2死満塁から代打・野村柊吾内野手(日本大学2年)の適時打で逆転に成功。最後は3番手・葛西 陸投手(中央大学・1年)が抑えて、まずは1勝を掴む。
2戦目の神奈川大学選抜では初回に4番・田中雄揮外野手(専修大学2年)の適時打で先制。3回にも大久保 達希外野手(東洋大学・3年)の適時打で2点目を奪うと、先発・高橋 一斗投手(帝京大学・3年)が5回無失点の好投。2番手・金子 直央投手(東洋大学・3年)も、神奈川大学選抜にホームを踏ませずに、見事0封リレーで決勝進出を決めた。
前回王者・東京六大学選抜は、神奈川大学選抜には11対1で勝利。3回に塩尻 真生外野手(早稲田大学・4年)の適時打で先制すると、1対1で迎えた8回に鳥越 駿太郎外野手(明治大学・3年)に勝ち越しの適時打で主導権を握って勝利したが、予選で終えることになった。
さつき第一野球場では、東都大学リーグの2部以下で構成される東都選抜Bが決勝戦へ勝ち上がった。
北関東選抜との試合では6回までスコアボードに0が並ぶ息詰まる投手戦。「大事な初戦を任されたのでとにかく無失点を心がけた」と語った東都Bの先発・中川 雄偉(青山学院大学・4年)の好投に打線が応えたのは7回、6番・常世遥斗(2年日本体育大学)がセカンドの頭上を越す適時打を放って先制。この1点を守り切って、まずは東都Bが1勝を手にした。
2戦目の新関東選抜の試合も熱戦。先発した三味 雅季投手(東海大学・3年)が3回まで無失点の好投。その後、岡本 健吾投手(法政大学Ⅱ部・2年)が1点を失ったものの、尾下 大将投手(立正大学・2年)、原口 武琉(東海大学・3年)の粘りの投球で、最少失点で守り切った。
援護したかった打線だが、5回にヒットで出塁した川添 大地内野手(青山学院大学・4年)を、小作 将吾外野手(日本体育大学・3年)が還した1点のみ。1対1の引き分けで、通算1勝1分で決勝へ勝ち上がることになった。
その東都Bと好ゲームを演じた新関東選抜は、北関東選抜との試合では、大野 真太朗投手(国士舘大学世田谷・3年)、小島 光稀外野手(日本大学三崎町・3年)などの適時打があって5対4で勝利。通算成績で1勝1分となったが、大会規定で東都Bに及ばず、決勝には勝ち上がることはできなかった。
しかし、様々な選手が集うオールスター大会だからこその好プレーが多く見られ、今年もレベルの高さを感じられた。決勝戦は東都Aと東都Bの一戦になるが、どちらが優勝を手にするのか。
<予選結果>
・予選リーグ1
東都B:1勝1分
新関東:1勝1分
北関東:2敗
*大会ルールによって東都Bが1位通過
・予選リーグ2
東都A:2勝
東京六大学:1勝1敗
神奈川:2敗
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