<全日本大学野球選手権大会:福井工業大2ー1中京大>◇13日◇準々決勝◇明治神宮野球場
福井工業大が接戦を制してベスト4進出を決めた。
先発の藤川 泰斗投手(3年=西城陽)は初回に打球が直撃するアクシデントも7回1失点の好投。「速球を積極的に振ってくるチームだと思っていた。カウントから変化球で落として、うまくかわしながら投げることができた」とスライダー、カーブ、フォークと多彩な変化球で相手打線の目線を変え、手玉に取った。
打線は1点を追いかける8回、一死満塁のチャンスを作ると、池邉 由伸内野手(明徳義塾)が犠飛を放って同点。さらには二死満塁から主将の髙松 紳志外野手(4年=明徳義塾)が執念の適時内野安打で逆転に成功した。高松は「チームとして勝負強さを感じる。新チームに入った時にスローガンを「気」に自分が決めた時に、気持ちの強いチームになってくれたと思っています」と語った。
チームを率いる町田 公二郎監督も「犠牲フライや内野安打でうまく繋ぐことが出来た。うちは長打はないが、粘り強く戦っている」と選手達を称賛。初戦のサヨナラ勝ちなど、しびれる展開をものにしていることについても、「それぞれの力を出して、役割を果たしてくれてカバーしてくれている。それが接戦の試合を勝ち切ることに繋がっている」と話していた。
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