<春季千葉県高等学校野球大会:千葉黎明9ー8西武台千葉(延長13回タイブレーク)>◇26日◇3回戦◇ゼットエーボールパーク

 初戦で成田にタイブレークの末、勝利を収めたセンバツ出場の千葉黎明は3回戦の西武台千葉戦でも大苦戦の末、準々決勝進出を決めた。

 1回裏、活発な打線で5点を先制するが、背番号1の田代 敬祐投手(3年)が崩れ、4回途中で6失点KОで逆転を許す。さらに8回表に1点を追加され、土壇場の9回裏に2点を返して、7対7のまま試合は延長タイブレークへ。

 延長13回裏、5番大橋 蓮外野手(3年)の右前適時打を放ち、サヨナラ勝ちを決めた。千葉黎明は6投手が登板し、ベンチ入り25人中、20人が出場する総力戦を制した。

 投手陣の状態が苦しい千葉黎明は県大会2試合で計24イニングを戦っており、強豪続きの対戦だった昨秋の県大会に続いてギリギリの戦いを演じている。翌日の準々決勝では強豪・市船橋戦と対戦する。

 また、今大会は24イニング連続無失策となっている。