2025年春季の関東地区高校野球大会(茨城)が18日開幕し、1、2回戦が行われた。
1回戦では帝京三(山梨)が4対2で藤代(茨城)を破って初戦を突破した。
2回戦の注目の一戦、健大高崎(群馬)-東海大菅生(東京)は2対0で健大高崎が勝利した。下重 賢慎投手(3年) 、石垣 元気投手(3年)のリレーで相手打線を完封。石垣は自己最速となる156キロをマークするなど、センバツより進化した姿をアピールしていた。
習志野(千葉)は佐野日大(栃木)を3対2で破った。初回に1点を先制すると、5回にも1点を追加。8回にも1点を挙げて相手の反撃を振り切った。向井 脩人投手(3年)が8回まで無失点の2失点完投勝利を挙げた。佐野日大のプロ注目左腕・洲永 俊輔投手(3年)は7回から2番手として登板し、1回を2三振を含め完全に抑えた。
桐生第一(群馬)は、延長10回タイブレークの末に、10対9で東亜学園(東京)に競り勝った。6対5と1点リードで迎えた9回表に追いつかれて延長戦へ。10回表には3点を失ったが、その裏に連続適時長打が飛び出すなど4点を挙げての逆転サヨナラ勝ちだった。
19日も2回戦が予定され、ベスト8が出揃う。