2025年の春季東京都高校野球大会は12日、ベスト16入りがかかる3回戦が予定されている。勝てば夏のシード権獲得となるだけに、各校にとっても大事な一戦にもなる。
対戦カードは以下の通り。
<3回戦>
今センバツ出場の早稲田実が4年連続のシード権を目指して、立教池袋と対戦。初戦では1年生がデビューを飾るなど、夏に向けてチーム全体で刺激し合って実力アップを図っている。確実にシード権を確保したいところだろう。立教池袋はエースの工藤 佑斗投手(3年)の出来にかかっている。
3年連続のシード権がかかる創価と、9年ぶりのシード権を狙う東亜学園がぶつかる。東亜学園は2回戦で昨夏甲子園の準優勝校・関東第一にサヨナラ勝ちして勢いに乗る。昨秋、2回戦敗退の悔しさを味わった創価ナインがその勢いを止められるか。
昨年夏は西東京で準優勝、秋は8強だった日大三は、2年ぶりのシード権をかけ、2戦連続9得点と打線が好調な八王子実践と対戦する。
文京-小山台の東東京の都立対決も注目。合同練習を行うなど関係性も深く、文京の大谷あけみ部長と小山台の大谷里志部長は夫婦という珍しい対決にもなる。