【目次】

  1. アウトに出来るスローイングを投げ続けられるか

  2. 盗塁阻止はスーパープレーだと考えよう!

  3. 今この瞬間を必死になって過ごしてほしい!

今この瞬間を必死になって過ごしてほしい!

――握り替えにおいてミットの大切さを話していましたが、実際にどんなこだわりがありますか。
山本: 1年目からずっと同じです。標準サイズですが、これが個人的に使いやすくてしっくり来ています。やはりフィット感を含めてミットに不安があると、プレーにも支障が出るので大事にしています。だから今のミットは工場に行って自分で革選びをして、黒色が一番締まりが良くてフィットしたので、その革で作ってもらいました。あとはチームカラーの青色を入れています。
あとはポケットの深さは、握り替えに繋がっているのでこだわっていて、普通の深さにしてもらっています。自分の場合、真下にボールを落として握り替えをしたいので、他の人以上に強く、素早く捕球をしてからミットを使うようにしています。

――高校球児にも参考になるお話、ありがとうございます。
山本:ミットは他に比べると高いかもしれないですが、上手くなるならしっかり選んでほしいです。ミットは愛情をもって育ててあげれば、思い描いたような仕上がりになってくれると思っているので、一番フィットしたミットを丁寧に育てて、良いミットで長くプレーしてほしいと思います。

――最後に球児に向けてメッセージをお願いします。
山本:球児の皆さんは今を必死で過ごしていると思いますが、それが一番大事だと思います。自分も今でもそれを忘れたらいけないと思っています。
あとは感謝の気持ちを持ってほしいです。野球は1人では出来ず、支えてもらってできるものなので、毎日野球をやれていることに感謝の気持ち、そして幸せを感じながらやってほしいと思います。