<春季千葉県高等学校野球大会:専大松戸10ー2拓大紅陵>◇3日◇準決勝◇千葉県野球場
専大松戸がコールド勝ちで拓大紅陵を下し、3年連続の春季関東大会出場を決めた。
2回表、拓大紅陵は7番山邊 颯内野手(2年)の適時打で1点を先制。3回表にも太刀岡 怜央内野手(3年)の適時打で2点目を入れ、試合を優位に進めた。
それでも専大松戸ベンチの焦りはなかった。持丸修一監督は「2〜3点は取られるものだと思いました」と想定内だったと振り返る。
そして打者二巡目を迎えた3回裏から反撃開始。チャンスを作り、2番髙貝 規仁内野手(2年)、3番土田 悠翔外野手(3年)の連続適時打で同点に追いつき、5番牧野 大瑚内野手(3年)の適時打で勝ち越しに成功した。土田は「速球に振り負けないように心がけた」と打席に入り、各自が狙い球を絞って打席に入った。
その後も安打を重ね、4回に2点、6回裏には5点を入れ、10対2と大量リード。そして3回途中から登板した黒田 隼投手(3年)は最速140キロの速球は伸びがあり、強打の拓大紅陵打線を4.2回を投げて、4奪三振、無失点の好リリーフを見せた。
持丸監督は「打線は水物ですが、それでもだいぶ成長は見せています。リリーフの黒田もストレートのキレが出てきたのが良かったです。あとは点を取った回のあとに守ったのが大きかった」と昨秋からの成長を評価した。
関東大会出場へ向けて、「夏勝つにはもっとワンランク成長しないといけません。特に絶対的なエースがいない投手陣は成長が必要です。関東大会で強豪と対戦できるのは楽しみです」と、関東大会もレベルアップの機会とする。
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