2025年春季の第156回九州地区高校野球大会は21日、準々決勝が行われた。
センバツに出場し、昨秋九州大会準優勝のエナジックスポーツ(沖縄)が、逆転勝ちで東海大熊本星翔(熊本)を4対3で破って4強入りを果たした。1対3で迎えた7回に2点を奪って追いつくと、9回表に、1番のイーマン 琉海内野手(3年)のセーフティースクイズで1点を勝ち越した。
神村学園(鹿児島)も東筑(福岡)に4対3で逆転勝ちを収めた。4回に3点を先制されたが7回に一気に3点を奪って追いつくと、9回表に1点を勝ち越して競り勝った。
センバツ8強の西日本短大付(福岡)は6対0で海星(長崎)を破って4強入り。6回に一挙5得点のビッグイニングを作り、2人の投手がわずか3安打の「完封リレー」を達成した。
明豊(大分)は、8対3で長崎商(長崎)に逆転勝ちした。0対1で迎えた5回、代打・川口 琥太郎内野手(1年)が満塁アーチを放つなど6得点で逆転。自慢の打線が火を噴いて4強入りを決めた。
23日に準決勝、センバツ出場対決となる西日本短大付-エナジックスポーツと、神村学園-明豊が予定されている。